LET's PLAY ベーゴマ vol.7 お絵かき



次は、『お絵かき』
エヌ企画+日三鋳造さんが『ぬりえベイ』を作ってくれたおかげで、
ベーゴマに色を塗り自分だけのカラーを出すことが、可能になりました。
もともとのベーゴマ(角六)はイラスト面がへっ込んでいるので、色づけにも限界がありました。
自分は、子どもとかかわる職業ということもあり、子どもたちが喜ぶ『キャラクター』をお絵かきしています。
ここでは、神戸的キャラクターベイの作り方を紹介します。

皆さんも、自分なりのお絵かきで、自分だけのベーゴマを作ってみませんか

≪お絵かき道具≫

マニキュアセット

  ・マニキュア(勇気と自信を持って、100均の定員の『この人・・・そんな趣味が!?』目線に打ち勝ちましょう。)

  ・ポスカ(速乾性を意識するならこれ、極細というものまであります。)

  ・台(何もなければ、ペットボトルのキャップで十分。)
・爪楊枝(最も細い筆代わり。使い終わったら、ティッシュへポン)

≪イラストを選ぶ、それに見合ったベーゴマの形状を選ぶ≫


自分が描きたいものを決めましょう。そしてそれに見合ったイラストを探しましょう。
(角六の場合は直径  CMの円内に書くわけなので、構図を含めてネットなどで、調べて考えましょう。)
次に、その構図に見合ったぬりえベーゴマのデザインがあれば、選択しましょう。自分は豚鼻とか七曜と呼ばれるタイプで作っているものが多いです。

≪加工済みベーゴマに、下地を塗る≫

下地塗り

  以前は何も下地を塗らなかったのですが、ベーゴマ自体が黒い為、イラスト全体がくすんでしまいます。
一度白のマニキュアを加工ベーゴマに塗り、下地処理をしましょう。発色が違いますよ。
イラストベーゴマの先駆者Eさんは『さび止め剤(白)』を使っておられるそうです。
さびないし一石二鳥ということで、神戸も今度試してみようと思っています。
『さび止め剤(白)』はホームセンターで購入できるそうです。
下地を塗った後にはしっかり乾燥させましょう。マニキュア(白)の場合は1日は乾燥させたほうがよいでしょう。
自分は何個か一気に加工して、まとめて一気に下地を塗っておいて、ストックしておきます。
尚、基本的には加工済みのベーゴマにお絵かきしたほうがよいでしょう。
お絵かき後に加工すると、どうしても記入面が汚れたり、傷ついたりします。


≪描きたいものを決めて、下書き!≫

下書き
いままで、いろんな方法で試しましたが、今は下地の白にボールペンで下絵を記入します。
自分の使用中(UNI-BALL SIGNO 超極細 0.28)ふつーに描きやすいです。

≪色のせ≫

色のせ薄い色のせ濃い



さて、自分の好きなイラストが記入できたら、いよいよ色のせです。
ラインとラインの間の部位に、マニキュアをのせていきます。気持ち『表面張力』的に少し盛り上がるように、載せていきます。

マニキュアでお絵かきするポイントは、『忍耐』です。隣接した部位を塗るにはある程度乾くまで、しっかり待ちましょう。
ある程度・・・というのは、これはマニキュアの特性とも言えますが、少し待てば表面上に膜が張るので、
プロってくると少し待っただけで、そばに色をのっけていけるようになりますよ。




色づくり

※色がなけりゃ作ればいい。マニキュアの種類にも限界がありますので、自分はマッチした色がない時は、何色か混ぜて作ってしまいます。
※色をのせるときは、薄い色からのっけていきましょう。修正が効きやすくなります。

ライン補正

※最後には改めて、下書きのラインをある程度マニキュア黒などで塗りましょう。絵がはっきりします。
(マニキュアの中には筆がとても細いものがあります。自分が描きやすいものを探してね)

イラスト面完成


≪まちがえた!!≫

もしも、間違えても大丈夫。少しの間違いなら、ベースとおなじ白で消してしまおう。
大幅な間違いで、始めからやり直したいときは、表面上に除光液を垂らしておいて、しばらく置いてティッシュで拭きとろう。


≪コーティング≫

イラストが描けたら、コーティングしよう。そのままだと、ベーゴマ本来の戦いをした時に、イラストが欠けたりして、消えていくぞ。
ただし、各地の大会などに出場する場合は、盛りあげるようなコーティングが禁止なところも多いので、きちんと確認しよう。
ここでは各クラブの仲間たちが使っているものをいくつか紹介します。

・封入樹脂(神戸はこれ、若干気泡が入ります。2種類の剤を指定分量混ぜると硬化します。完全硬化には1日くらいかかります。)
※劇薬なので、手袋を着用して、大人が作業しましょう。使用後まれに発熱することがるので、捨てる時に注意しましょう。

・リキッドグラス(若干高価だが、その透明度はだんとつ)

・アロン(アロンアルファなどを表面に塗り、盛って削りだしたりする)

・トップコート(一番ベーシックかな、マニキュアでお絵かきしている場合は、場合によってはイラストが溶け出すので垂らすようにして、こすらないのがポイント注意。)

・エポキシ系樹脂(釣りのルアーなどの仕上げに使う。釣り具屋で購入可能)



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